時は金なりの本当の意味

社会人としてのマナーは沢山ありますが

その中でも一番大事なものの一つに

「約束の時間を守る」が挙げられると思います。

 

世の中で1日が24時間以上ある人、それ以下の人がいるなんてことはあり得ません。どんな人にも平等に与えられたものが「時間」です。

 

   約束の時間に遅れる

=相手の時間を自分の都合で奪う行為

私はそう思います。

 

止むを得ず遅れてしまうことは誰しも起こり得ることですが、それを想定した上で結果的に予定の時間に間に合わせるのがマナーではないでしょうか?

 

特にビジネスをする上で相手を待たせる人は、まずセンスがないと思います(笑)

 

Time is Money.  時は金なり

これはアメリカの100ドル紙幣の肖像画にも描かれている、ベンジャミン・フランクリンの有名な言葉です。

 

この名言が伝えたいのは、

ずばり「機会損失」なのです。

これは別の選択肢を選んでいれば手に入る可能性のあった利益のことです。

 

具体例を挙げてみます。

時給1,000円のバイトで8時間労働する予定だったのを、ズル休みしてパチンコに行ったが5,000円負けた。

この場合の損失は一見5,000円に思えますが、本来得られるはずだった収入8,000円も合わせると機会損失は13,000円になるわけです。

 

ですから、もし自分が遅刻した場合その時間で本来相手が得られたであろう機会が損失されるかもしれないことを想像できれば、正直怖くて簡単に遅刻できないはずなのです。

 

時間にルーズな人は、ずばり相手の利益損失に対する想像力が乏しい人です。