羽田行きのフライトにて
地上数千メートルでいつも頭に浮かぶ疑問があります。
「なぜこんなにも巨大な鉄の塊が空を飛べるのだろう?」
小さな頃から不思議でしょうがありませんでした。もちろん今は理屈は分かります。それでも不思議な感覚に変わりはありません。
まず滑走路を助走し爆発的なエンジン噴射で「推進力」を得ながら前に進む
その時、機体は前面からの風圧「抵抗力」と、落下しようとする「重力」を受けることになる
左右に伸びた翼の周りにある空気が渦を巻くことで機体を上にあげようとする「揚力」が発生する
推進力+揚力 > 抵抗力+重力
となった時に初めてふわりと浮き上がる訳です。
これは人が何かにチャレンジするときによく似ていると思います。
勢いをつけて前に進み始めたものの、強い逆風に合い下へ下へ落ち込んで行ってしまうこともあります。
だから自分の周りの人や環境を上手に活用して自らのモチベーションを上げてみる。すると突然すっと身体が軽くなり見える景色が変わって来ます。
そして、一度上昇気流に乗ってしまえばその後はバランスを取ることに集中できるのです。
ただし初めの抵抗に負けてしまえばいつまでも地面を走り続けなければなりません。だからこそ助走は一気に短期決戦。
スピードと集中なのだと思います。
目的地への移動手段
大阪から山口県下関へ移動しています。明日の夜には東京へ戻らなければなりません。
バス、新幹線、レンタカー、飛行機
フル活用の大移動です。
最近は便利なものでスマホ1台あればルートから時刻表検索、さらには新幹線やフライト予約、終いには決済まで完了してしまいます。
しかし、どんなに便利になっても
どのルートが最短時間で一番安く済むか自分で調べなければなりません。また検索結果のトップにでてくるものが必ずしも最良の選択とは限りません。
沢山あるルート候補の中から、自分の行動予定や目的に一番合ったものを決断する必要があります。どの選択をしてもゴールには辿り着きますが、わざわざ回り道をするのか、最短で行くのかは自分次第です。
設定した夢や目標を達成するのも同じ事だと思います。
コーチやメンターのアドバイスは経験値に基づいているので近道を示しているはずなのに、なぜか自己流で闇雲なルートを選んでしまいます。
かといって何も考えずに指示通り動いていては成長がありませんし、予期せぬ事態に対処できません。
一に自分の頭で意味を考え
二に素直に実行してみる
この両方が目的地到達に欠かせないと思います。
隙間時間の有効活用
新幹線や飛行機などで長距離移動するとき、何をするか?
車内や機内を見渡すと色んな方がいます
仮眠する人
読書する人
PCを開き作業する人
携帯をいじる人
窓の外を眺める人
どれもその時間が1日の中で意味を成していれば、時間の有効活用という観点では成功だと思います。
朝早くて疲れが溜まっている
英気を養いたい
→仮眠を取るがベストチョイス
出先で使用するプレゼン資料の手直し
→PCで作業がベストチョイス
いま取るべき行動が何かを考えれば自ずと最善策になるはずです。
あくせくし過ぎて気持ちを鎮めたいのであれば、風景を眺める、携帯をいじるも一つの気分転換というチョイスになります。
その作業にきちんと自分なりの意味があれば、ただの移動時間を無駄にすることなく最大限活用できるのだと思います。
感謝の気持ち
誰かに何かをされて嬉しかったら
「御礼をする」というのは当たり前の礼儀だと思いますが、
私はこの当たり前が蔑ろにならないように気をつけるようにしています。
親しき仲にも礼儀あり
という言葉の通り、近しい関係になればなるほどこの感謝の気持ちが薄くなりがちです。
今の私にとっては、
家を不在にしている間に小さな子供の面倒を見てくれている、そして温かいご飯を作って待っている妻の存在以上に感謝に値するものはありません。
また自分に子供が出来た事で、
本当の意味で両親への感謝を心から感じています。
気持ちは心の中に閉まっていては
永遠に伝わりません。
まずは言葉にして伝える
恥ずかしければ文字にして伝える
どんな方法でも相手に想いを届ける努力をすることが肝心です。
(そういえばキングコング西野さんのレターポッドはよく考えられているなぁ、と感心します)
私の場合、
妻への感謝の表し方は行動で示さなければ…と日々反省中なのですが。
いつもより少し朝早く起きて家事を手伝ったり、子供と遊んであげたり。
まずは小さなやれることの積み重ね
表現や行動がなければ感謝してることになりませんね。
ほうれんそう
野菜のほうれん草ではありません
報告、連絡、相談 の頭文字
いわずもがな社会一般常識ですよね。
これが上手な人と下手な人では雲泥の差があると思います。
上手な人はタイミングが抜群です
基本的には直ぐに報連相しますが、相手の状況や重要度を鑑みてその手段を考えます。
まず一に直接会って話す
これは相手の顔をみて話せるので一番正確な情報伝達手段だと思います。
とはいえ物理的に離れている場合は、やはり電話でのやり取りがメインとなるでしょう。
携帯が普及したおかげでいつでもどこにいても誰とでも繋がれるようになりました。
双方通行かつリアルタイムなので、連絡を受けた側もその場で詳細を聞けたり追加で質問、または指示を出せたりします。
次にメールやLINE
これは相手の都合に関係なく気軽に連絡できる、記録として残るというメリットがある反面
一方通行のやり取りなので、誤解を生む原因になったり作業がスタックするリスクをはらんでいます。
私が仕事で気をつけていることは、
①相・連・報の順番で
②偏らずすべてセットでする
まず相談して、途中経過を連絡して、最後に結果を報告するのです。
報・連・相の場合は、
「〇〇してみたけど上手くいきませんでした。どうしたら良いでしょうか?」
この場合、失敗したよーという報告なので次回がんばろうねーというアドバイスしか出来ません(笑)
それに対して相・連・報の場合は、
「〇〇しようと思いますが私の考えは〇〇です。どうでしょう?(後日、結果を報告)」
こうして順序を入れ替えるだけで事前に失敗するリスクを軽減出来ますし、ロスが大幅に削れます。さらに一連をセットですることで次の対策を練ることも可能です。
下手な人は自分の気分次第でやったりやらなかたっりとムラが多いので、情報の受け手も困ってしまいます…。
自分のためではなく相手のためにするものがソウレンホウだと思います。
仕込み
仕事だけではなく何かことを上手く運びたければ「段取り8割」とよく教わりました。
実際に社会にでてみて準備不足が原因で失敗した経験が山ほどあるのでこの言葉は骨身に沁みています。
段取りや準備に「し過ぎる」ということはないと思います。
表面に出していなくても
仕事が出来る人ほど、また結果に拘る人ほどその過程に慎重で心配性だと感じます。
ある意味、臆病者になるべきかもしれません。
このくらいでいいか
たぶん大丈夫
きっと誰かがやってくれる
こんな感覚でいると
いざイレギュラーが発生した時に頭が真っ白でパニック、どうにもなりません。
もしこうなったらどうしよう
仮にダメだった場合の対策は?
予備案をもう一つ用意しておこう
こんな風に普段から考えていれば当然に余裕を持って対処できます。
段取りや仕込みほどに結果を左右するものはないと思います。
仕事の効率化②
日常の中でも仕事をする上でも
少し改善するだけで劇的に作業が捗るのに
そのまま放置されていることって、意外と多いのではないでしょうか?
今日は仕事をする上でストレスになる部分をピックアップし解消する日に時間を充てました。
ネットの通信速度がモッサリして来たので、まずはインターネット環境の見直し
デスクトップ上の不要なショートカットを捨て、代わりによく使うアプリやフォルダのショートカットを作成
誰でも出来る本当に簡単なことばかりです。
すごく使いづらかったり致命的な不具合がある場合など明らかな不快に対しては直ぐに対処し易いですが、ちょっとした不便さには人は往々にして鈍感なものです。
その問題が日頃の繰り返し作業にあった場合、かなりのロスになるはずですが…あまり想像されません。
「今すぐにはそんなに困らない」
という理由で放置され改善は先延ばしにされてしまいます。
作業効率を上げる手っ取り早い方法は、
「少し」面倒だけど「すぐに」できることから片付けたり改善することだと思います。